今日の大阪は、すっきりしない空模様。少し雨が降るのかな?

昨日は、阪急西宮北口駅近くにある「兵庫県立芸術文化センター」で行われた「第九回 笑福亭三喬独演会」に行ってきました。会場の芸術文化センターは、阪急西宮北口駅から屋根付きの通路でつながっており、大阪・神戸からのアクセスも良好な場所にあります。三喬師匠のお住まいが、ここ西宮市にある関係と、いつも独演会を開かれていた大阪厚生年金会館が、閉館になる予定だったので(実際は閉館時期が延びました)この会場を選ばれたんだとか。
今回の会場は中ホールでしたが、綺麗で見やすい&聞きやすい素晴らしいホールでした。大阪に会場を戻さず、来年からも、ここでやりはったらエエのに<三喬師匠
2階席まで満員のお客さま(約800人?)。会場の雰囲気もぐっと盛り上がってきたところで、開演です。トップバッターは、三喬師匠の二番弟子の喬介さん。ネタは「寄合酒」です。
喬介さん、大きな舞台&大勢のお客さまの前で、ちょっと緊張があったのでしょう。「寄合酒」という噺は、登場人物が多いので、それぞれの人物の特徴を演じ分けるのが難しいのだと思いますが、その辺りがちょっと一本調子になってしまったかな?(^^ゞ でも、全体を通してみると、まずまずの出来だったのではないでしょうか(エラソーに言うなよ(^^;)。三喬師匠と異なる、トーン高めの声が喬介さんの一つの特徴。これがなかなか、あのホールにマッチしていたように思います。これからどんどん成長していっていただきたいものです。
続いて、袴を着けて三喬師匠の登場です。最初のネタは「崇徳院」。「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」。小倉百人一首の中にある、崇徳院さんが詠まれた歌。これを題材にしております。この噺、けっこう長いのですが、最初からこれで来ますか(・∀・) 三喬師匠が語られる「崇徳院」は大好きなので、のっけからテンションが上がってしまいます。話しの筋は、こことココを読んでいただくことにして(相変わらず手抜きです(^^;)三喬師匠らしいくすぐりなど入れつつ、非常に楽しませていただいた一席目でした。あまり上手くない方が演じられると、妙に長く感じることが多いネタなのですが、昨日はあっという間に終わってしまいました。
着物を着替えられて、すぐに二席目の高座に上がられます。プログラムを見ると「我家のアルバム~家見舞い」となっております。「我家のアルバム」とは、三喬師匠の会に来ると恒例のマクラ、、、というよりは、一つのネタに近いもの。笑福亭三喬が赤裸々に(?)語る「家族日記」というところでしょうか?長女の千尋さんは、もう大学1年生ですか。私がこの「我家のアルバム」を聞かせていただいた頃は、まだ小学生だったはずですから。月日の経つのは早いものです。。。(遠い目)
そして「家見舞い」。元々、東京のネタだそうです。なんということのない噺ですが、、、三喬師匠に合っているように思いました。なんということのないシンプルは噺だからこそ、話される方の力量が問われるのかな?なんてエラソーに思ってしまいます。その点、三喬師匠ならば何の問題もなし!
中入りを挟んで、海老一鈴娘(すずめさんと読むそうです)の太神楽。
太神楽、簡単に言ってしまうと曲芸、ということになるのでしょうが、元を質せば、神様への奉納、祈祷などが原点だそうです。しかし「太」という字を使うのですね。点の無い「大」かと思い込んでおりましたので、一つ勉強になりました。傘を廻したりする、目立つ派手な芸はされませんでしたが、一言も発することなく、それでいて会場全体を惹きつける芸は、なかなか見応えがありました。
そして、トリネタは「悋気の独楽」。先年亡くなられた、五代目桂文枝師匠が得意とされていた噺です。笑福亭の落語家さんが、この噺をされるのは珍しいかも?三喬版悋気の独楽とでもいうのでしょうか?三喬師匠独特の、くすぐりなどを入れつつ、テンポよく進めていかれます。この噺、また聞かせていただきたいもの。
開演から終演まで3時間弱。今日も非常にいい会でした。
ありがとうございました。
終演後は梅田に出て、ご一緒させていただいた方々と「ニューミュンヘン」でビールなど。
普通はここで終わるのですが、昨日はまだこの後がありました。
そのお話しは、、、また後ほど(^^ゞ

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